帰省する。

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朝七時。親しみのある音楽が窓の隙間からこぼれている。頭のてっぺんから抜き出る空気と共に、重力が一定ではなくなる感覚。ポーと浮遊状態。リビングにビールの空き缶を置きっ放しにしていたことに気付く。

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一人で飲むのは虚しいし習慣づいたらよくないよ、いわれようが間接照明と音楽と飲み物さえあれば生きてる心地が短時間だけどます。

全身に血が上り出す。遠くの奥の空気を眺める。自己破壊を味わい、自己修復を感じる。
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この地に降りてきた。あのすれ違った道、帰省すると必ず通る。今回は白茶の風景を見に行く。早朝五時あたりがちょうどいい、誰にも見られたくない。

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乾いた観客の笑い声がニ時間弱聞こえた。心地いいと感じる一方で、両足は硬直し揺れる仕草を表した。その感覚は身体の極地に埋もれていたものだった、しみた。

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わからん眠たい、寝る、おやすみ。空っぽの文字にかんぱいわっしょい